大原の里
その魅力
今と昔
History
「大原」という地名は平安時代にさかのぼることができ、当時は平安京と若狭湾を繋ぐ中継点として栄えたとの記録が残っています。
平清盛の娘、建礼門院徳子は壇之浦の合戦後、ここ大原の尼寺・寂光院に身を寄せ滅亡した平家一族を思いながら余生を過ごしました。かつての高貴な暮らしを思い出してもらおうと、大原の人々は古くから大原で作られてきた紫色の漬物を献上したそうです。紫色は皇室でも最も身分の高い人が身につける高貴な色で、建礼門院はこの献上品を大変喜びこの漬物を紫葉(むらさきは)漬けと名付け、その後、この漬物が紫葉(しば)漬けと呼ばれるようになりました。大原は柴や薪を頭にのせて売り歩く「大原女(おはらめ)」でも有名で、柴の産地であることから柴漬けと表記されることもあります。 その後、長い歴史を経て、大原でゆっくり流れる時間の中にも少しずつ新しい歴史が重なってきています。
近年では大原や近郊の新鮮な野菜や加工品、それに、つきたて餅を販売する「里の駅」がオープンしました。「女ひとり~京都大原三千院」の歌を皆が口ずさんだ時期は今から遠いような遠くないような昭和のことです。また、利用施設は限られているものの大原温泉紫(ゆかり)の湯も大原を訪れる人々にとっての魅力の一つとなりました。
客室|周辺
Rooms & Surroundings
取り組み
Cleaning Efforts
お客様に快適に過ごして頂くために大原千粋では下記の点に留意しております。
- 従業員の石鹸・アルコールでの手洗いの徹底
- 施設内にお客様用のアルコール消毒液の設置
- 清掃、アルコール消毒等の施設内環境の整備
- 施設内の換気